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7月27日 講談協会定席@広小路亭 - 管理人 URL

2017/07/27 (Thu) 23:38:16

★★★講談協会定席 広小路亭講談会(お江戸広小路亭 12時30分開演)

●神田伊織 三方ヶ原軍記
●宝井琴屯 水戸黄門道中記 大河原の決闘の前段
●田辺凌天 矢取勘左衛門
●宝井琴柑 曽我物語 源氏の挙兵
 河津三郎祐泰(すけやす)は所領の遺恨から工藤祐経に殺される。祐泰には妻のお満と一萬丸、箱王丸という2人の息子がいた。妻と子は遠縁である曽我太郎祐信(すけのぶ)に引き取られた。
 祐泰の父親である伊東祐親(すけちか)は、伊豆の蛭ヶ小島に流されていた源頼朝を監視していた。頼朝は祐親の力を借りて兵を挙げ平家を倒そうと考えている。しかし祐親は平氏に近づこうとしていた。頼朝は祐親の3番目の娘、19歳の八重姫に人目を忍ぶ仲になりやがて千鶴丸という息子が生まれた。これに激怒した祐親。千鶴丸は石を付けられ松川の轟ヶ渕に沈められた。祐親の子である伊東祐清(すけきよ)は頼朝をそっと逃がし、頼朝は小田原の北条四郎時政に頼ることになった。時政の2番目の娘に目を付けた頼朝は手紙を出すが、結局は長女、政子と深い仲になり結ばれる。
 頼朝は北条の力を借りて挙兵する。一旦は下総まで後退したが、隅田川を渡って武蔵国へ入る頃には10万の大軍になっていた。さらに西へ進み、富士川を越す頃には20万の軍になった。伊東祐親、祐清親子は三島で兵を挙げたが、大軍の源氏方にはかなわず捕らえられた。父親の祐親は、八重姫との仲を裂かれ息子の千鶴丸を無残に殺されたという恨みある男。祐親は首を取られた。倅の祐清には頼朝を逃がしたという恩があるので命は助けた。祐清は源氏方に付くよう請われるがこれを拒絶し、後々平家方の武将として最期を迎えるのであった。
●一龍斎貞橘 伊賀の水月 荒木又右衛門一行東へ
●桃川鶴女 追分供養
 中山道の追分宿に住む源蔵は、街道最大の難所、碓氷峠を行き来する馬子で、追分節の名人である。源蔵には両親が無く、13歳の妹、おさくとの2人暮らしである。ある年の8月15日で今日はお月見の日。今日は早く帰ると妹に言い残し、源蔵は仕事に出る。仕事を終え、追分宿まで帰ろうという時に一人の若侍に坂本宿まで行ってくれと頼まれる。断ろうとした源蔵だが、結局峠の茶屋までならと、侍を馬に乗せ、自らは綱を取る。
 侍は馬子の名を聞くと、唄の名人として名高い源蔵だと分かる。是非唄を聞かせて欲しいと言う侍。しかし追分節には大名の悪口を言っている箇所があるのでと源蔵は断る。侍はどうしてもと懇願し、源蔵は唄う。唄の中には「松本丹波のしみったれ」という台詞があった。侍は進藤半之丞という松本藩の侍であった。殿様を侮辱されたと激怒し源蔵を背中から斬りつけてしまう。
 いつまで経っても兄が戻ってこないと、おさくは峠の街道を探す。ガサガサという音がするので行ってみると愛馬がいる。馬に袖を引っ張られるままに行くと、着いた先には息も絶え絶えの兄、源蔵が倒れていた。「進藤半之丞」と自分を斬った者の名前を言うと源蔵は絶命した。
 おさくは兄の跡を継いで馬子になるが、武士は絶対に馬には乗せない。馬子をしながら茶屋を訪ねてまわり兄の仇の行方を捜していた。
 8月15日、兄の命日の日。年は30歳くらいの盲人の侍が馬に乗せて欲しいと言う。侍には藤八というお付きの者がいる。侍は乗せまいと誓っていたおさくだが、目の不自由な侍を気の毒に思い、馬に乗せた。侍は「其方は源蔵という者を知っているか?」と尋ねる。馬は急に止まった。彼こそは進藤半之丞である。おさくは懐から小刀を出し斬りつけようとする。半之丞は今までの事をおさくに語る。半之丞は源蔵を斬った後、江戸で盲目になってしまったが、人の心の優しさを知るようになる。今日、こうして碓氷峠を越えるが、もしあの時の源蔵が生きていたなら許しを請いたい。源蔵が死んでしまっていたのなら身内の者に仇を討ってもらい私は死んでしまいたい、こう言う。目に涙を浮かべるおさく。兄の仇と憎んでいたが心根の良いお侍様であった。「あなたを許します」とおさくは言う。おさくと半之丞は源蔵の墓を訪ねる。半之丞は墓の前に手を着いて何度も何度も許しを請うのであった。
 <仲入り>
●神田香織 フラガール にらみ合う女たち
 磐城の炭鉱では閉山の嵐が吹き荒れていた。中郷鉱も2000人を解雇するという。会社の吉本は18億円をかけて常磐ヘルスセンターを建設し、そのうちの500人を再雇用すると言う。女性のダンサーを募集し30人が集まるが、尻を振る、おへそを見せるというダンスを嫌がり次々と女性たちは逃げてしまった。残ったのはキミ子とサエ子の2人。それに分厚い眼鏡をかけた子持ちの事務員のハツ子、男と見まごう大女のサユリが加わり、この4人が取り合えずダンスを習う事になった。東京から二日酔いでフラフラのマドカ先生がやってくる。早速のレッスンで音楽を流すが、生徒4人の踊りは滅茶苦茶。頭を抱え込む吉本。ある日、4人は窓から、部屋の中の一人躍るマドカ先生のダンスをのぞきこむ。そのダンスのあまりに見事な事。興奮した4人は部屋の中に駆け込み、是非先生のように踊りたい、是非先生のダンスを教えてもらいたいと頼むのであった。
●宝井琴星 姫路城伝説 播州皿屋敷
 (15時43分終了)

7月26日 講談協会定席@広小路亭、三商講談会@清澄庭園 - 管理人 URL

2017/07/27 (Thu) 23:32:41

 昼間の定席。天気予報がはずれ雨がなかなか降りやまない日。場内はなんとなくドヨンした雰囲気。演者の方々の話は地味目なものが多い。まぁこういう時もある。

★★★講談協会定席 広小路亭講談会(お江戸広小路亭 12時35分開演)

●神田伊織 源平盛衰記 青葉の笛
●一龍斎貞奈 姉川軍記 木村又蔵鎧の着逃げ
●田辺いちか 三方ヶ原軍記
●田辺銀冶 古事記 木花咲耶姫
●一龍斎貞橘 金毘羅利生記 田宮源八郎金毘羅船
●宝井琴桜 二本松少年隊
 <仲入り>
●宝井琴梅 レ・ミゼラブル 銀の燭台
●田辺鶴瑛 菅原伝授手習鑑 寺子屋
 (15時29分終了)

 夕方雨は止む。この時季にしては心地よい風。紅佳さんは昨日亡くなった姉弟子紅葉先生の追悼の意を込めた演目。紅佳さんは10月28日に二ツ目に昇進されるそうです。

★★★三商講談会(清澄庭園 涼亭 18時00分開演)

●田辺凌天 矢取勘左衛門
●神田紅佳 真田の入城
●一龍斎貞弥 江島屋騒動 恨みの裾模様
 <仲入り>
●田辺凌鶴 蘇生奇談
 明治中頃の話。宇都宮新家の造り酒屋の池辺さんのお宅で庭の垣根が壊れ植木屋さんを頼む。やってきたのが五兵衛という男。仕事が済むと家の主人から塩せんべいを勧められる。主人はこの厚焼きの塩せんべい50枚を食べられたら50銭やろうと言う。大喰らいの五兵衛はこれをすべて食べてしまい50銭の金を貰う。翌日また五兵衛が来る。今度は鍋八分目の汁粉全部を全部食べられたら50銭をあげようと家の主人は言う。五兵衛はやはりあっという間に平らげ50銭の金を得た。また翌日、今度は家の主人は焼酎を1升2合飲めたら1円やろうという。五兵衛はすべて飲み干す。1円を貰ったもののすっかり酔ってしまった五兵衛。足はフラフラ、頭はクラクラの状態で家へ帰る。女房に手を引かれ部屋に入る時、つまずいて胸を敷居の出っ張りに強打。五兵衛はそのまま死んでしまった。早桶に入れられ寺の墓地に葬られる。葬式に参列した7~8人の男たちは湯灌場でバクチを始める。何がきっかけか棺桶の中の五兵衛は生き返り棺桶から出る。湯灌場の戸を開けると「化けて出た!」と中の者全員が逃げ出してしまった。五兵衛は置いてあった金をすべて集め、寺の裏側から逃げ出そうとする。そこで一人の巡査と出くわした。不審な人物と疑う巡査であったが、五兵衛の事を知っており彼だと分かる。五兵衛から詳しい事情を聴く巡査。。わずかな金のために命を粗末にしてはならないと諭す巡査。2人は五兵衛の自宅の前まで来る。女房が一人でいるはずの家から何故か話し声が聞こえる。そっと中を見ると女房と枕を並べて若い男が寝ていた。「帰って来たよ」と家の中に入る五兵衛。2人は五兵衛が化けて出てきたものだと腰を抜かす。「どうぞ浮かんでおくれ」。巡査の入れ知恵で、五兵衛は化けて出て来たふりをして、間男をしていた男の名前と住所を聞き出す。これが証拠となって2人は姦通罪で警察に捕らえられた。五兵衛は暴飲暴食を止め、後は慎ましく暮らすのであった。
 (19時48分終了)

日本講談協会・神田紅葉先生逝去 - 管理人 URL

2017/07/27 (Thu) 06:08:16

既にネットのニュース等で報じられていますが、日本講談協会所属の女流講談師、神田紅葉先生が、25日早朝お亡くなりになりました。昨年真打に昇進なされたばかりで、これからの活躍が楽しみでしたのに残念です。ご冥福をお祈りいたします。

以下は東京新聞のweb記事より

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201707/CK2017072602000129.html

> 専業主婦として三人の子どもを育てた後、
>五十歳で講談師を目指して、末期がんを患
>いながら昨年九月に史上最年長の六十五歳
>で真打ち昇進を果たした神田紅葉(かんだ
>もみじ)(本名矢光純子(やこうじゅんこ)
>)さんが二十五日、胆のうがんのため死去し
>た。六十六歳。長野県松本市出身。葬儀・告
>別式は三十日午前十一時から東京都新宿区上
>落合三の三四の一二、落合斎場で。喪主は夫
>善美(よしみ)氏。
> 子育てが一段落した二〇〇一年夏、若い頃
>に憧れた女優の道に挑戦しようと演技指導を
>受けた際、講師に講談を勧められ、神田紅(
>くれない)さんの講談教室を経て、五十歳で
>弟子入り。〇六年五月に二つ目に昇進した。
> 真打ち昇進を目前にした昨年五月、体調の
>異変を感じて精密検査を受けたところ、胆の
>うなどにがんが見つかり、手術を受けたが、
>既に手の施しようがなかった。七月に真打ち
>昇進が正式に決定。抗がん剤治療を受けなが
>ら稽古を続け、九月に東京・上野で披露興行
>を無事に果たした。
> 今月四日に紅さんと埼玉県所沢市で開いた
>講談会が最後の高座となった。

7月24日 貞水連続講談の会「仙石騒動」@湯島天神 - 管理人 URL

2017/07/25 (Tue) 13:57:01

★★★一龍斎貞水連続講談の会「仙石騒動」第3席(18時32分 湯島天満宮参集殿)

●一龍斎貞友 一休さんの子供時代 頓智問答
●一龍斎貞橘 義経と勇敢な仲間たち
 <仲入り>
●一龍斎貞水 仙石騒動 第3席「神谷転 江坂七郎の住まいを探す」
 麻布飯村四辻で、対立している仙石播磨守と相良遠江守の両者の行列が遭遇。仙石の供頭神谷転(うたた)と相良の供頭江坂七郎があわや斬り合いというところになるが、薩摩藩士、菱川重兵衛の仲裁が入ってその場は収まり2人は和解した。
 相良への仇が討てたというので仙石の殿様は気分が良い。神谷は50石の加増となった。
 しばらく後、神谷は勤めが終わった後、自宅へ帰ると魚屋の新八が訪れる。新八は江坂七郎の家にも出入りしており、江坂が浪人となって今は牛込神楽坂のどこかに住んでいるという。翌日、非番だった神谷は牛込神楽坂を訪ね江坂の家を探すがどこに住んでいるか分からない。その後も何度も牛込神楽坂の近辺を探すがやはり江坂の住まいは分からなかった。
 神谷は相良遠江守の屋敷の前に来てみる。門の近くに団子屋があり、そこのじいさんに江坂の事について尋ねてみる。江坂は神谷の首を取って帰らなかったことで相良の殿様から不興を買い浪人になってしまったとの事を聞かされる。しかし江坂の住まいはやはり分からなかった。
 神谷はこれで見つからなかったらもう最後と牛込神楽坂を訪ねる。髪結床にいた隠居に尋ねると見事江坂の住まいを突き止めることができた。さっそく江坂の住居を訪ねるが妻と息子の三人で住みでひどく困窮した暮らしをしていた。自分ばかりが加増を受け良い思いをしていることを申し訳なく思う神谷。後々、神谷の口利きで江坂は仙石の家へ召し抱えられ、神田作十郎と名を改める。

 仙石播磨守と相良遠江守とが天下の往来で喧嘩したということで、幕府はなんらかの処置をするよう求める。仙石家の家老が相談した結果、殿様には隠居してもらって、若殿に家督を譲ろうということになるが、この事を誰が殿様に告げるか。殿様の甥である仙石左京がこの役に選ばれる。両者の喧嘩を見事収めたと、世間での左京の評価は上がる。左京は寄合旗本の松平主税に気に入られ、左京の息子と主税の娘の縁談がまとまった。主税の兄は老中筆頭職の石州浜田城主松平周防守である。思わぬことで権力を得た左京。これがきっかけで左京はお家横領という仙石家の騒動の渦中の人となる。
 (20時45分終了)

7月20日 太陽前座講談会@御茶ノ水 - 管理人 URL

2017/07/23 (Sun) 17:59:16

貞橘先生が主導して、講談協会の5人の前座さんが集結。
終演後はお客さん差し入れのスイカを演者の皆さんとおいしく頂きました。

★★★太陽前座講談会(14時30分 御茶ノ水・太陽)

●神田伊織 岩見重太郎 ヒヒ退治
●一龍斎貞奈 塚原卜伝 無手勝流
●宝井琴屯 水戸黄門道中記 台ヶ原の決闘
●田辺凌天 於竹如来
●田辺いちか 蟹五左衛門
●一龍斎貞橘 黒田節の由来
 (16時16分終了)

7月19日 講談協会定席 日本橋亭夜席 - 管理人 URL

2017/07/23 (Sun) 17:57:19

★★★講談協会定席 日本橋亭夜席(お江戸日本橋亭 17時31分開演)

●神田伊織 源平盛衰記 青葉の笛
●宝井琴屯 三方ヶ原軍記
●田辺凌天 塙団右衛門 加藤左馬助との出会い
●神田すず 爆烈お玉 三泥棒の出会い
●一龍斎貞寿 黒田節の由来
●一龍斎貞橘(一龍斎貞友の代演) 
  源平盛衰記 義経と勇敢な仲間たち
 <仲入り>
●田辺鶴遊 名医と名優
●宝井琴調 四谷怪談 お岩誕生
 (20時38分終了)

7月18日 講談協会定席 日本橋亭夜席 - 管理人 URL

2017/07/19 (Wed) 08:42:56

 一日中東京の街を歩き回り、汗でぐっしょり、身体はクタクタ。
そんな中訪れた定席は、4人の真打の先生、すべて初めて聞く話で
気がまったく抜けなかった。

★★★講談協会定席 日本橋亭夜席(お江戸日本橋亭 17時31分開演)

●一龍斎貞奈 弁慶と牛若 五條の橋の出会い
●宝井琴屯 千葉周作 事の起こり
●田辺いちか 三方ヶ原軍記
●一龍斎貞鏡 左甚五郎伝 昇天の龍
●宝井一凛 池田一心斎 吉原総見
 松平定信の質素倹約を旨とする「寛政の改革」の影響は
 庶民の娯楽にまで及び吉原は衰退する。
 備前国から江戸を訪ねて来た一人の侍。日本堤で出会ったのが
 二八(にはち)という名の幇間で、彼に吉原を案内してもらう。
 侍は一番上等な店で遊びたいというが、金は1両きりしか持っていない。
 何も知らない田舎者とあきれる二八。1両でも遊べる店と、
 角町(すみちょう)の店を紹介する。侍は自身を池田一心斎と名乗る。
 一心斎は酒が強く、これでは二八の酒代も出ない。面白くない事だらけの
 二八はクドクド愚痴を言う。2人は夜更けるまで飲み明かした。
 翌朝、二八が起きると、一心斎は勘定の代わりに刀を置いていき、
 すでに帰ってしまっていた。
 数日経ち、備前岡山藩の藩主、池田治政(はるまさ)を駕籠に乗せた
 堂々たる供揃えの行列が吉原の町を祝儀を撒きながら練り歩く。
 一心斎とは仮の名で、彼こそ岡山藩31万石の大大名、池田治政公であった。
 この話はすぐに江戸の町に広まり、景気の良い話と江戸っ子は喜ぶ。
 しかしこれに怒ったのが松平定信。治政に蟄居を命じる。これに対し
 治政は庶民の娯楽まで奪う定信の政策を猛然と批判するのであった。
●宝井琴柳 国定忠治 小松屋鶴吉
 <仲入り>
●田辺凌鶴 鬼作左(おにさくざ)
 岡崎城徳川家康の家来、依田孫四郎は酒や女にだらしがない。
 家康を怒らせ、手打ちにされることが決まる。孫四郎の下郎、又七
 は重臣である本多作左衛門を訪ね、なんとか主人の命を助けて
 欲しいと嘆願する。これを聞き入れた作左衛門。家康には自分の
 屋敷で手打ちにすると話し、孫四郎、又七を自宅へ連れていく。
 手打ちは夜にすると、2人に御馳走をする。夜、裏口をわざと開けて
 おいて、2人を逐電させた。翌日、作左衛門は2人に逃げられたと
 家康に告げ切腹して責任を取るというが、彼は家康お気に入りの
 家臣であり、切腹は押しとどめられた。
 孫四郎と又七は5年間浪々としていた。家康と秀吉の間で小牧山の
 戦いが起ころうとしている。又七は鎧・兜、それに「依田孫四郎
 討ち取ったり」と記した木札を沢山用意する。
 戦いが始まり、孫四郎は次々に敵方の首を討ち取り、それに又七が
 木札を付ける。戦いは家康方の勝利で終わり、家康は首実検をするが、
 孫四郎が討ち取った首は36個にも及び、この戦で一番の活躍である。
 しかし作左衛門から孫四郎は討ち死にしてしまったと聞かされる。
 家康は孫四郎を許し、もし生きていたならば千石の加増をしたで
 あろうと言う。孫四郎の死骸が家康の前に運ばれた。
 作左衛門が「よみがえれ」と不思議な呪文を唱えると・・・。
●一龍斎貞山 雲霧五人男 因果小僧六之助殺し
 吉原江戸町二丁目に桔梗屋という女郎屋がある。主の五郎兵衛は
 遊女への面倒見が良く評判がよい。店も繁盛している。
 二階の座敷に因果小僧六之助という雲霧五人男の中の一人の盗賊の
 客がいる。男っぷりが良い美男子だが背中に塔婆に女の生首という
 おどろおどろしい彫物がある。
 6年前、雲霧五人男の頭、仁左衛門は真っ当な暮らしがしたいと
 子分たちに一人あたり2千両という大金を与え、それぞれ
 別れる。しかし六之助は遊興であっという間にこの金を使って
 しまい、いまは桔梗屋の松前という花魁の元へ入り浸ってる。
 ある日、六之助は桔梗屋五郎兵衛の顔を見て驚いた。彼こそは
 6年前に別れたかつての頭、仁左衛門であった。
 本所・小梅で2人きりで再開する。仁左衛門は六之助に堅気の
 商売は出来ないだろうから廓の主になるよう勧める。仁左衛門の
 金で女郎屋を買い取り、新桔梗屋という名を付ける。六之助は
 名を「六右衛門」と改め、松前を女房にする。店は評判がよく
 繁盛する。六之助は仁左衛門に感謝し、最初のうちは慎ましい
 暮らしをしていた。しかし廓仲間に誘われたのがきっかけで再び
 バクチの世界にのめり込み、多額の借金を抱える。仁左衛門に
 相談し、店にいい女郎を揃えるためと50両の金を借りるが、
 これもあっという間にバクチで擦ってしまう。仁左衛門に
 諭されるものの、六之助は金の無心を繰り返す。
 そんなある日、仁左衛門、六之助2人で川崎大師へ詣でる事に
 なった。夜、鈴ヶ森で仁左衛門は六之助の腹を切りつけ刺し殺す。
 (20時39分終了)

7月17日 朝練講談会 真夏の怪談読みの会 - 管理人 URL

2017/07/17 (Mon) 17:59:13

 開演とほぼ同時に、客席前方の客のカバンの中から
盆踊り(?)の曲のようなメロディが流れる。
初っ端から調子を狂わされ、前講の凌天さんも
やりにくかったろう。

●朝練講談会 真夏の怪談読みの会(お江戸日本橋亭 9時20分開演)
田辺凌天 吉岡治太夫と搗米屋清十郎
一龍斎貞弥 江島屋のうち恨みの裾模様
神田春陽 四谷怪談 お岩誕生
 (10時48分終了)

7月16日 梅湯講談会@駒込、凌鶴の会@新宿永谷 - 管理人 URL

2017/07/17 (Mon) 04:12:03

 朝からいろいろ慌ただしかった一日。帰りのバスの中ではグッタリ。

●第7回 宝井梅湯講談会(駒込落語会 14時03分開演)
宝井梅湯 髪結新三
 <仲入り>
宝井梅湯 関東七人男 猪之松の生い立ち
宝井梅湯 宇治川先陣争い
 (15時52分終了)

●新宿田辺凌鶴の会(永谷フリースタジオFu-+ 18時30分開演)
田辺凌天 於竹如来
田辺凌鶴 雲右衛門の墓
 浪曲協会の副会長であった澤孝子先生。ふとしたことから浪曲中興の祖
 である桃中軒雲右衛門の墓が、無縁仏になってしまうかもしれないという
 話を聞く。品川にある寺を訪ねた澤孝子先生らは、事情を良く知らない
 新しい住職に雲右衛門の偉大な足跡を熱く語る。
 <仲入り>
田辺凌鶴 福澤桃介
 福澤諭吉の次女である房(ふさ)を妻に持ちながら、諭吉の敷いた
 レールには乗らなかった福澤桃介の波乱の人生の物語。
 偉大なる義父・諭吉との確執。桃介18歳の時、恋に落ちた芸妓・小奴
 との後々の数奇な巡りあわせ。
 株相場で利益を得、様々な事業に投資しながら、ついには水力発電で
 鉱脈を掘り当て、のちには「電力王」と呼ばれるようになる。
 (20時11分終了)

7月15日 朝練講談会 真夏の怪談読みの会 - 管理人 URL

2017/07/15 (Sat) 18:58:13

 まだ梅雨明け前だというのに暑さひとしお。坊主頭の琴屯さんをみると
高校球児の姿を思い出す

●朝練講談会 真夏の怪談読みの会(お江戸日本橋亭 9時20分開演)
宝井琴屯 麹町 貝坂の怪
田辺銀冶 鍋島怪猫談 佐賀の夜桜
 肥前佐賀藩、鍋島丹後守は囲碁を好む。ある日検校の龍造寺又七郎と
 碁の対局をするが、又七郎が「待った」を聞き入れなかったために
 斬り殺してしまう。又七郎の母は猫にのり移って丹後守に復讐をしよう
 と自害。その血を三毛猫がすすると化け猫へと変じた。
 それ以来、丹後守の体調が悪い。家来の小森半左衛門に勧められ
 下屋敷で夜桜見物をしながら酒宴に興じる。酔って庭に出ると、
 向こうの大木の陰からギラリとにらむ目玉。怪物は丹後守めがけて
 飛び掛かるが、丹後守は剣を投げつけると怪物の眉間に刺さる。さらに
 半左衛門は脚を斬りつけた。
 怪物は逃げていくが、血の跡が点々と残っている。半左衛門はそれを
 追うと自身の屋敷に辿りついた。手燭を持った母親が頭に鉢巻をし、脚を
 引きずっている。化け猫が母親を食い殺して、母に化けているのかも
 知れない。
 翌朝、丹後守に相談すると、討ち取ってしまえと言う。その日ふだんと
 変わらぬ母であったが、夜中寝ていると布団からむっくりと起き上がる。
 押入れを開けるとたくさんの子猫たちがいる。鏡台の前に座り
 鉢巻を取ると眉間にざっくり口を開いた傷がある。やはり正体は
 化け猫であったと、半左衛門は槍で斬りつけようとする。
一龍斎貞橘 西洋恐怖講談 ドラキュラ伯爵
 (10時25分終了)


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